ゲーム

 ConoHa VPSの統合版Minecraftで「座標」を表示させるには

Nintendo Switchで Minecraftを、家族や友人とマルチプレイで遊んでいたのですが、
Conoha VPSのサーバー契約をして、いつでも誰でもプレイできる環境にしました。

ところが、開始してみると「座標」が表示されていません。
その他の、ゲームの設定も変更できない状態です。
プレイヤーにオペレーター権限が付与されていないことが原因でした。
設定作業をして、オペレータ権限が付与できて、「座標」の表示も可能になりました。

この記事では、マインクラフトの統合版のオペレーター権限の付け方を解説します。

プレイ環境

Nintendo Switch
ConoHa VPS

準備するもの

「WinSCP」
「WinSCP」というサーバー上のファイルを編集できるソフトが必要です。
こちらからダウンロードできます。

サーバー設定用の「root」のパスワード
(自分で設定したものConoHa VPSのIPアドレス)

サーバーの設定時に任意で決めたパスワードです。

サーバーのIPアドレス

サーバーの設定画面で確認できます。

SSHサーバー起動とホワイトリスト「ON」設定

「 Minecraft Manager」を開いて、「基本設定タブ」の中のサーバー設定の項目の「SSHサーバー」を起動させます。

続いて、「ホワイトリスト」タブを開いて「ON」にします。
右にある「ユーザー追加」を押して、オペレーター権限を付けたいユーザーを追加します。

1名追加できれば、他の人はゲームプレイ時に簡単に追加できます。

ここまでできたら、 Minecraftサーバーを再起動します。

Win SCPを起動

 Minecraftサーバーの再起動が終わったら、「WinSCP」を起動します。

「ホスト名」にサーバーのIPアドレスを入力します。

「ユーザー名」には「root」を入力。
「パスワード」には、サーバー設定時に決めたパスワードを入力します。

私は、1つ前で説明した「SSHサーバー」を起動していなくて
「エラー」が出て苦戦しました。

サーバーを書き換えて権限を設定

「xuid」を調べる準備

「WinSCP」が起動していれば、サーバーにログインしている状態で、

「root」フォルダが開いている状態になります。

左右同じようなフォルダが開いているように見えますが、「右側」を操作します。

「root」フォルダから1ページ戻りたいので「…」のフォルダをダブルクリックします。
「opt」フォルダを開いて、「Minecraft_be_server」を見つけましょう。

Minecraftを起動して「xuid」を確認

Minecraftを起動して、ゲームにログインします。
その状態で、「Minecraft_be_server」を開いて、「allowlist.json」を開きます。

[{“ignoresPlayerLimt”:false,”name”:”〇〇〇〇”,”xuid”XXXXXXXXXXXX”}]と記載されているので、
”,”xuid”XXXXXXXXXXXX”}をコピーします。

〇〇〇〇はアカウント名なので、その後の文字から最後までをコピーまたは、メモってください。

ここまでできたら、Minecraftのゲームからログアウトしておきます。

オペレーター権限設定

「permission.json」を開いて書き込みます。


[ ]このようになっているので、カッコの中に先ほどコピーした文字列を貼り付けます。
[”,”xuid”XXXXXXXXXXXX”}]貼り付けるとこんな感じになるので、
{“permission”:”operator←これを先頭に入力します。

するとこんな感じ

[{“permission”:”operator”,”xuid”XXXXXXXXXXXX”}]

入力ができたら、保存して閉じます。

Minecraftサーバーを再起動

Minecraftサーバーが起動したら、ゲームも起動してログインします。
設定画面で確認して、王冠になっている事を確認。
これで、オペレーター権限が付与されました。
設定画面からだと座標スイッチがオンできないので、コマンドで入力します。

/gamerule showcoordinates true

これで座標も表示可能になりました。

SSHサーバー起動解除とホワイトリスト「OFF」設定

「 Minecraft Manager」を開いて、「基本設定タブ」の中のサーバー設定の項目の「SSHサーバー」の起動を解除させます。

続いて、「ホワイトリスト」タブを開いて「OFF』にします。

ここで、サーバーを再起動させて反映させます。

ホワイトリストがONのままだと、ホワイトリストに登録されている人しかサーバーに入れません

設定でオペレーター権限の付与が可能に

1名でもオペレーター権限が付与できたら、設定画面から権限のマークをクリックすることで、

オペレーター権限が付与できるようになります。

まとめ

慣れていないと意外と時間がかかりますが、1度やってしまえばそれほど難しくは無いかなと思います。