HyperX SoloCast 2レビュー|旧モデルとの違い・OBS設定を解説
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HyperX SoloCast 2は、USBでPCにつなぐだけで使い始められるゲーム配信向けコンデンサーマイクです。旧SoloCastをTwitch配信で使っている筆者の視点から、公式仕様をもとに「何が変わったのか」「OBSではどう設定するのか」を整理します。
先に結論を言うと、SoloCast 2は、初めての配信用USBマイクを探していて、振動音や破裂音をできるだけ手軽に抑えたい人に向いています。一方、PC以外での利用を考えている人は、購入前に対応機器を確認してください。
HyperX SoloCast 2とは
HyperX SoloCast 2は、単一指向性(カーディオイド)のUSBコンデンサーマイクです。マイク正面の声を中心に拾う設計で、ゲーム配信、ボイスチャット、オンライン会議などに使えます。
| 項目 | SoloCast 2の仕様 |
|---|---|
| 方式 | エレクトレットコンデンサー |
| 指向性 | カーディオイド(単一指向性) |
| カプセル | 14mm |
| サンプリングレート | 96kHz / 48kHz / 44.1kHz |
| ビット深度 | 24bit / 16bit |
| 接続 | USB-C(付属ケーブルはUSB-C to USB-A) |
| 重量 | 368g |
| 対応 | PC |
| 保証 | 2年間 |
主な特徴は、内蔵ショックマウント、内蔵ポップフィルター、タップミュート、LEDインジケーター、HyperX NGENUITYによる音声フィルターです。マイクアーム用の3/8インチ・5/8インチねじにも対応しています。
仕様の出典:HyperX SoloCast 2公式製品ページ
旧SoloCast利用者から見たSoloCast 2のメリット
内蔵ショックマウントで机の振動対策がしやすい
配信中はキーボード操作や机への接触が避けられません。SoloCast 2はショックマウントを本体に内蔵しているため、振動対策をシンプルに始められます。ただし、強い打鍵音や机への衝撃を完全に消す機能ではありません。必要に応じてマイクアームも検討しましょう。
内蔵ポップフィルターで破裂音を抑えやすい
「ぱ行」などで発生する息の音は、声を聞きづらくする原因になります。SoloCast 2はポップフィルターを内蔵しているため、外付けフィルターなしでも始めやすい構成です。口の真正面を少し外し、10〜20cmほどの距離から試すと調整しやすくなります。
タップミュートが配信中に便利
本体上部をタップして素早くミュートでき、LEDで状態を確認できます。咳や周囲の会話などを一時的に配信へ載せたくない場面で便利です。
NGENUITYの音声フィルターが使える
HyperX NGENUITYでは、ハイパス、ローパス、ボイスエンハンスメントのフィルターを利用できます。設定を保存できるので、毎回同じ状態から始めやすい点もメリットです。
SoloCast 2と旧SoloCastの違い
| 比較項目 | SoloCast 2 | 旧SoloCast |
|---|---|---|
| 最大音質 | 24bit / 96kHz | 24bit / 96kHz |
| 指向性 | カーディオイド | カーディオイド |
| タップミュート | 対応 | 対応 |
| ショックマウント | 本体に内蔵 | 公式仕様に内蔵の記載なし |
| ポップフィルター | 本体に内蔵 | 公式仕様に内蔵の記載なし |
| NGENUITY | 音声フィルター対応 | カスタマイズ対応 |
| 重量 | 368g | 261g |
| 公式対応機器 | PC | PC / PS5 / PS4 / Mac |
基本的な録音性能はどちらも24bit/96kHz、14mmカプセル、カーディオイドです。SoloCast 2では、振動・破裂音対策とソフトウェアの音声フィルターが強化されています。
OBSの各フィルターの役割は「OBSのマイクフィルター設定|私が使っている4つとその役割」で詳しく解説しています。
すでに旧SoloCastで問題なく配信できているなら、急いで買い替える必要はありません。これから新規購入する人、机の振動や息の音が気になる人はSoloCast 2を比較候補にするとよいでしょう。
OBSでSoloCast 2を設定する方法
- SoloCast 2を付属USBケーブルでPCに接続する
- OBSの「設定」→「音声」を開く
- 「マイク音声」または「マイク音声デバイス」にSoloCast 2を指定する
- サンプルレートは、配信で一般的な48kHzから試す
- テスト録画を行い、声量とノイズを確認する
OBSフィルターのおすすめ順
OBSの音声ミキサーでマイクのメニューから「フィルタ」を開き、まずは次の順で追加します。
- ノイズ抑制:エアコンやPCファンなど一定の環境音を抑える
- コンプレッサー:大声と小声の音量差を整える
- リミッター:突然の大声による音割れを防ぐ
設定値は声量、マイクとの距離、部屋の環境によって変わります。数値をそのまま真似するより、ヘッドホンでテスト録画を聞きながら少しずつ調整する方が確実です。NGENUITYとOBSの両方で強く処理すると声が不自然になることがあるため、最初は片方ずつ試してください。
購入前に知っておきたい注意点
- キーボード音を完全には消せない:単一指向性でも、近くの打鍵音や環境音は拾うことがあります。
- マイクとの距離が重要:遠すぎると声を上げる必要があり、環境音も入りやすくなります。
- 公式の対応表記はPC:ゲーム機やMacで使う予定なら、現行の公式情報と販売店の注意事項を購入前に確認してください。
- 付属ケーブルのPC側はUSB-A:USB-C端子しかないPCでは別途アダプター等が必要になる場合があります。
SoloCast 2がおすすめな人
- 初めてゲーム配信用のUSBマイクを買う人
- 複雑なオーディオ機器なしで配信を始めたい人
- 机の振動や破裂音への対策を簡単にしたい人
- 配信中にすぐミュートしたい人
- 将来マイクアームも使いたい人
おすすめしにくい人
- PC以外での公式対応を重視する人
- 複数人の声を1本のマイクで録りたい人
- XLR接続で細かく音作りしたい人
- すでに旧SoloCastで不満なく配信できている人
よくある質問
SoloCast 2だけでOBS配信を始められますか?
PCにUSB接続し、OBSの音声デバイスとして指定すれば使用できます。最初に必ず短いテスト録画を行い、声とゲーム音のバランスを確認してください。
マイクアームは使えますか?
公式仕様では3/8インチと5/8インチのねじに対応しています。アーム側の耐荷重や接続規格も確認してください。
旧SoloCastから買い替えるべきですか?
旧モデルに不満がなければ必須ではありません。内蔵ショックマウント、ポップフィルター、音声フィルターに魅力を感じるかで判断しましょう。
まとめ:初心者が配信音声を整えやすいUSBマイク
HyperX SoloCast 2は、旧モデルの分かりやすさを残しながら、ショックマウントとポップフィルターを内蔵し、配信初心者がつまずきやすい振動音・破裂音への対策を強化したモデルです。
価格と在庫は変動します。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの条件は、実際に使っている配信機材の記事内で比較できます。
旧SoloCastを含む配信環境全体はこちら:実際に使っている配信機材まとめ(初心者配信のリアル装備)
