雑記

カワハギを求めて初めての船釣り

ある夕食時に、肝醤油で食べるカワハギのお刺身が美味しいと盛り上がり、
釣り好きの友人と次の休みに釣りに行く事になりました。
私は、海で釣りをした経験がない上に、8歳の息子も一緒に行く事になり、
心配がありましたが、準備がしっかり整っていれば大丈夫だろうと思い、
美味しいカワハギを獲得する事にしました。
当日までに何を準備すれば良いのか、私が用意したものをお知らせします。

子供と一緒に船釣りを楽しむ用意

◆事前に用意したもの
 普通の服の上に着る事ができる、防水防風加工がしてある上下ウエアー。
 子供用のライフジャケット。
 船の上では海水がかかる場合があるので、水が入りにくい構造の長靴。
 ネックウォーマーと帽子、水に濡れても大丈夫な釣り用の手袋。
 船に持ち込むタオル、お弁当、水筒、酔い止め薬、カイロを入れたバック。
 クーラーボックス 。

◆レンタルしたもの
 釣竿とリール。
 ライフジャケット。

◆現地で購入したもの
 仕掛け、オモリ、餌、クーラーボックス用の氷。

乗船準備

現地に着いて車を停めたら、防寒具を着込んで身支度完了です。
まずは、受付で予約確認して、餌、仕掛け、オモリ、氷を購入しました。
仕掛けとオモリは予備分も購入。船が出る30分前にはライフジャケットを着けて乗船し、釣竿へ仕掛けを取付し待機します。
その間に、持ってきたおにぎりを軽く食べておきます。
少し食べておく事で船酔い防止にもなるようです。
船酔いの心配があるので、子供には自宅出発前に酔い止めを飲んでおきました。

釣り方と寒さ対策

船にエンジンがかかり、沖へ移動します。朝日も昇りはじめ眺めも良いです。
遠くの景色を見ていると酔いにくいですが、息子は酔ってしまいました。
ポイントに到着したので、船の揺れも落ち着き、太陽の光が当たる場所で休んでいた息子も復活し、船長の合図で釣りが開始になりました。

カワハギの釣り方は、仕掛けにアサリの餌をつけて、海底まで糸を垂らします。
海底におもりが届くと手応えがあるので、そこから10㎝分くらい巻いたところで、竿を2〜3回上下させて海底の魚たちが餌のアサリに気が付くように動かします。
釣竿の手応えに集中していると、魚が餌を突くような振動が伝わってきますので、タイミングよく合わせて釣り上げます。
カワハギは餌とり名人とも言われているようで、こちらが気が付かないうちに餌を取っていてしまいます。時々リールを巻いて、餌があるかチェックします。
また、釣り糸が潮の流れなどで、海底の石や海藻類に引っかかる時があります。
そんな時は色々な方向へ釣竿を揺すって根がかりを外します。
私は、その時に引っ張りすぎて糸が切れてしまいました。
予備で購入した仕掛けとオモリがあってよかったです。

魚が釣れた場合、小さいフグなどはリリースしますが、カワハギが釣れたら一旦海水の入ったバケツへ入れます。
その時にエラの部分にハサミを入れておくと血抜きができるので、後で美味しく食べられます。
血抜きができたら、海水は暖かいので、氷の入ったクーラーボックスへ移します。

寒さ対策としては、十分に服装で対応していますが、タオルを手元に置いて置くことをお勧めします。魚や餌を触るときに海水で手が濡れると、とても冷たくなるので、すぐに拭けるようにしておくと楽です。
また、早朝は太陽の位置が低く、船の位置により、日が当たらない側はとても寒いです。
ポイント移動時などに、日の当たる場所で休憩すると暖かいです。

釣果

風が強くなり、波も高くなってきたので、予定より早めに港に戻ることになりましたが、我々親子の釣果はカワハギ2匹でした。
カワハギが釣れる時の感覚は、子供でも釣り上げることができる丁度良い引き具合で、釣り上げるまでのドキドキ感は大人でも充分楽しめました。
カワハギ以外も数匹釣れ、釣り体験としては満足の行く結果でした。

まとめ

冬の海での船釣りは、私自身も未経験だったので子供と一緒に行っても大丈夫なものか心配でした。事前に防寒具や手袋、長靴など、寒さ対策がされていれば、子供も一緒に楽しめました。
結果的には、狙い通りの魚を釣り上げた達成感や、まん丸に膨らんだフグを見て驚いたりと、とても良い体験になりました。
持ち帰ったカワハギは、刺身にして肝醤油と釣りの体験話とともに美味しくいただきました。